シールロック(争奪戦)とは、パッチ3.05で追加されたフロントライン3つ目のPvPコンテンツである。
内容的には制圧戦+殲滅戦みたいな感じ。個人的には今までで1番面白いフロントラインのルールだと感じている。
禁書効果もあってかGTだと、GAIA黒渦団だと平均待機時間はだいたい5分。
前置きはこの辺にして、本題。
シールロックにおける黒魔道士について。
キャスター枠としては召喚士がいるけれど、黒魔道士と召喚士の違いとは何か?
明確な違いは豊富なCCの有無です。召喚士はトライバインド(バインド)しか無い。PvPエリアではヘヴィも無い。
対して黒魔道士にはスリプル(睡眠)、ナイトウィング(睡眠)、フリーズ(バインド)、ブリザラ(バインド)、ブリザド(ヘヴィ)、レサージー(ヘヴィ)があ。。
見ての通り、その差は一目瞭然。これらの豊富なCCを駆使してこそ一流の黒魔道士なのである。
■立ち回り(初級編)
当初は超長文を頑張って書いてけど、あまりの長さ故にまとまりが無くなってしまい発狂しかけるという事態になってしまった。なので初級編、中級編、上級編に分けて更新したいと思う。今回は初級編。基本的なことだけど大事なこと。
まず大前提として、タンクやメレー(近接)と同じラインへ出ると死ぬと思って間違いない。
黒魔道士は遠距離から攻撃するのが一般的。なので基本はタンクやメレーより後ろから攻撃するようにしよう。
そして戦況というものは常に変わるものなので、タンクやメレーより後ろから攻撃していたはずなのに、気付いたら最前線にいた、なんてことも往々にして有り得る。なので、一度攻撃を始めたらその場から動かないのではなく、周囲をよく見てタンクやメレーが退いてきたら大人しく退くこと。その際、CCを上手く使えると「おっ、コイツなかなかやるな」と思われるかもしれない。たぶん誰も見てない。
■火力の出し方(初級編)
黒魔道士の中には「コラプス士」と呼ばれる方々がいる。「コラプス士」の主なダメージソースは文字通り、コラプス。
黒魔道士の使えるコラプスという魔法は無詠唱で使える為、たしかに使いやすいけれど、威力は100。いいですか、威力は100ですよ、奥さん。
次に、コラプス以外の魔法に注目してみよう。
黒魔道士の主力魔法のファイア。威力180。ファイアは詠唱短めなので使い勝手はそこそこ良い。
AF3状態だとファイア系の魔法威力が1.8倍。計算してみよう。180×1.8=324。
つまりAF3状態だと、短い詠唱で威力324をMPがある限り連発出来る。コラプスなんて撃っている場合ではない!
黒魔道士の魔法にはファイアと同じ位使いやすいはブリザドという魔法がある。
ブリザドもファイアと同じく詠唱短めで威力は180。さらにブリザドには対象に12秒間、40%ヘヴィ付与という効果が。
タゲった相手が詠唱完了前に対象外へ逃げてしまい、詠唱キャンセル……ああんもうウザったァイ! そんな敵に40%のヘヴィが付与されていたら?
詠唱は極めて通りやすくなり、周囲からは「おめでとう!」という声が聞こえてくるはず。
これらの使いやすいファイア、ブリザドを組み合わせて使うと、前線に出て来たタンクやメレーにブリザドをバラ撒き、UB3まで貯めてから折り返し半詠唱ファイガで一気にAF3まで持っていくことも可能になる。
また、前に出過ぎて倒しやすそうなメレーがいた場合、ブリザドを1発当ててからトランスし、AF1状態からProc期待のファイアでもそこそこ火力は出る。Procしなくても対象には40%ヘヴィが付いているので追撃のファイアも通りやすい。
最後に。
黒魔道士の魔法には詠唱が短めで使い勝手の良い、尚且つ強力な魔法が残っている。それはサンダー。
サンダーの着弾ダメージ自体は威力30と弱いけれど、サンダーのProc発動確率はパッチ3.05で10%にUPされた。バラ撒けばバラ撒いた分だけ、Procする確率は高くなる。詠唱の短いサンダーをバラ撒いておき、Proc発動を確認してから前に出過ぎたメレー等にブリザドを当ててヘヴィ40%を付与、トランスしてAF1状態からファイア、直後にProcサンダガといった使い方も出来る。Procサンダガめちゃつよ。
今回は初級編なので黒魔道士の基本的な魔法であるファイア、ブリザド、サンダーを主に記載した。
いろいろ書いたけれど初級編で1番書きたかったことは「コラプス士を脱却しよう」これだけ。コラプスを主として使うくらいならファイア、ブリザド、サンダーを使った方が強いし楽しいよ!
次回は中級編の予定。