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ザ・フィースト(シーズン5~シーズン9)

シールロックなんて無かった。いいね?

シーズン5から本格的に参戦を始めたFFXIVの少人数PvPコンテンツ、ザ・フィースト。
紅蓮(4.0)発売からはPvP周りが大改修(大幅に使用出来るスキルが減少)され、参戦するにあたっての敷居がガクッと下がったことがきっかけ。
シーズン9が終わりメンテ中は暇なので、良い機会だし振り返ってみようと思う。ちなみに使用ジョブはシーズン5からずっと黒魔道士。

■シーズン5
最高ランクであるダイヤモンドまで昇級するも、そこからまったく勝てず降級直前までレートが下がる。ダイヤモンドのアチーブメント欲しさにステイ。ランカーとの力の差を思い知らされた。
配信している人のアーカイブを後で見ると名指しで煽られていた。悔しいけれど実力が足りていないのは自分でも分かっていたので、「いつか見返してやる」という言葉を飲み込み次シーズンへ。

■シーズン6
今までの傾向からすると、奇数シーズンはランカー報酬が一新されるのでランカーになる為に必要なレートは高めなのに対して、偶数シーズンのランカー報酬は奇数シーズンのランカー報酬の色違いなのでランカーになる為の敷居は低め。ランカーを狙うならここしか無いと思い、ランカーになることを目標に頑張ることにした。
シーズン終了の一週間前にはランキングページの更新が停止される。所謂マスク状態。ここからはランカーになる為のボーダーの読み合いだ。1,750あれば大丈夫と読み、1,750を超えるまでレートを上げて、あとは下がらないようにステイ。
結果、見事ランカーになることが出来た。もちろん嬉しかった。しかし、ランカーに相応しい実力があるかと問われたら、無いと自信を持って答えられるレベルだった。

■シーズン7
奇数シーズンでランカーになれなければランカー名乗れないのではと思い、シーズン7もランカーになることを目標にした。
シーズン7に限った話ではなく、シーズン開始直後はみんなアンランクからスタートなので、カウントダウンを知らないメレーが普通にいる。そんな状況の中、ランカー称号を付けている人がいたら「上手い下手はともかく基本は分かってる奴なんだな」という安心感が生まれるかもしれない。そういった思いもあり、ランカー称号を付けて参戦。
ゴールド~プラチナランク辺りで苦戦した。日に日に落ちていく勝率。原因は分からない。恥ずかしさのあまりランカー称号をそっと外した。毎試合、動画は撮っていた。撮った動画は確認していた。しかし、今思うとこの時は動画を撮って、観て、それで満足してしまっていた気がする。本当に大事なこと、何が駄目だったのかを知ろうとしていなかったように思える。味方の駄目なところばかり観ていたように思える。「あー、なんでコイツ自分から視線切ってるんだよ」とか。中級者あるあるだと思う。
紆余曲折あり、苦戦しながらもなんとかプラチナに上がることが出来た。そこからダイヤモンドへ昇級するのは、さほど苦戦しなかった。シーズン7もランカー死守出来た。

■シーズン8
このシーズンからは前シーズンを引き継いだ状態でプレシーズンが開始され、プレシーズン終了時のランクに応じて、本シーズン開始時のランクが決まる仕様になった。
ダイヤモンド→ゴールド/レート1,000、プラチナ→シルバー/レート500、ゴールド→ブロンズ/レート250、シルバー以下→アンランク/レート0。
俺はシーズン7ではダイヤモンドだったのでゴールド/レート1,000からスタート。
ヌルゲーかなと思っていたら全然勝てない。本当に勝てない。日毎にメモしている勝率を見ると、1番酷い時で勝率36.1%だった。シーズン開始から2週間以上はレート1,000前後を行ったり来たり。終盤まで勝っていても最後に逆転負け。何でこんな運無いんだろう……。でも、さすがにコレは自分に問題あるでしょ、と思えたのが結果的に良い方向へ。
まず、動画を見直して自分の駄目だと思うところを見つけた。立ち位置だ。基本、下がり気味の位置にいることが多かった。少し考えれば分かることではあるけれど、レンジがヒーラーよりも下がっているとレンジよりもヒーラーを狙いやすい。これは勝っていても逆転負けが多かった原因として挙げても良いと思った点だ。
立ち位置に関してはもう一つ言えることがある。味方メレーへの負担だ。レンジが下がり過ぎると必然的にメレーが狙われやすくなる。メレーが攻めようにも攻撃を受ける頻度が高くなってしまう。そして、メレーとレンジの位置関係的に、バースト対象として狙える選択肢が狭まってしまうことも良くない点として挙げられる。下がっていたレンジが急に前に出て来たら、そりゃバーストバレます。
こうして自分の駄目なところ直すように考えて試していった結果、マスク時点では圏外だったけれど怒涛の追い上げで、最終的にはランカーになれた。

■シーズン9
報酬が一新されたシーズン9。報酬はイソギンチャク。
日毎にメモしているのを見る限り、1番酷い時で勝率は27.9%まで下がっていた。どう見ても糞雑魚ナメクジ野郎です。本当にありがとうございました。
最終的にはダイヤモンドランクまで上げ切ることが出来たけれど、まだまだ実力が足りていないなぁという印象。前シーズンよりも勝率が落ちてしまったのが悔しい。
ダイヤモンド昇給戦中に悔しい思いをさせられた事件があったので、いつか俺のことを認めさせてやりたい。シーズン10にご期待ください。というか本音を書くと、関わりたくないのでどうでもいい。
悪かったことばかりではなく良かったこともあったので、備忘録として残しておく。

【気付いたこと】
黒魔を使って総与ダメージが低いのは単純にファイジャの回数が少ない。MP満タンになってからもブリザジャ撃っている。バーストカウント時にMP枯渇してファイジャ撃てないことを恐れてブリザジャ無駄撃ちしている割にバースト合わせられていないから、いっそのこと割り切ってファイジャ増やした方が良い。慣れてくるまではこれを意識していく。
与ダメージを増やして敵ヒーラーのMPを削りたければ対象のバフをよく見ること。バリア、被ダメージ軽減バフの上から魔法は撃たないようにする。
あと、敵メレーがチャンピオン、スレイヤーレベルだと調子を崩されがちなので、被バースト時以外は焦らないようにしたい。近付いてきたのがバーストなのか否かは見極められるようにする。

【自衛】
初歩の初歩という感じではあるけれどデバフをよく見ること。分かりやすいのが吟遊詩人。DoT2種が付与されていないときにバーストは来ない。来ても痛くない。
あとは敵の立ち位置で判断する。敵味方入り乱れた状態だと誰に来るか判断つきにくいので、敵味方から離れた状態をなるべく保つこと。タンクが近付いてきたら赤信号。エーテリアルステップの準備、もしくは使ってもいい。敵タンクが戦士の場合は遠距離からでもスタンが来る。まだ読み切れていないので、現状は戦士対策としてアディショナルに浄化を選択することにした。理想はスタンに浄化、エーテリアルステップ。

■総評
一番嬉しかったのは自鯖内のフィーストLSに誘ってもらえたこと。
オブラートに包まず表現すると、フィーストを円滑にやる最良の方法としては、フィースト上位陣に媚びることだと思っていた。上手くなる為にアドバイスもらいたい目的なら分かるけど、擁護してもらう目的に見える人が数人見受けられたので、俺はそういう人になりたくない、実力で認めてもらいたいと思っていた。だから基本的には自分からはあまりフィースト勢に対して積極的には絡まないと決めて黙々と参戦していた。なので、今回、フィーストLSに誘ってもらえたのは自分の実力を多少なりとも認めてもらえたような気がして本当に嬉しかった。
それと、ソロでRW行った時に別鯖のフィースト上位陣とたまたま一緒のPTになって、それから別鯖の人とも繋がりが出来たことも嬉しかった。今でもたまにFLとか行く時に混ぜてもらっている。あまり行けてなくて申し訳無いけれど……!

■黒魔道士
シーズン5から使い続けているジョブ、黒魔道士。
ヘヴィ、バインド、睡眠といった三種のCCと、バースト時以外でもそこそこダメージを出せるのが特徴的なジョブ。
手の内は明かしたくないから具体的な内容は伏せるけれど、ある方法を使えば常時バースト出来る。シーズン8で木人殴っていて気付いた時には「これ強いけど実戦で使えるか?」レベルだった。練習して実戦でも何度か使えるようにはなってきているので、今後はなるべく自分の物にしていきたい。

シールロックにおける黒魔道士について(中級編)

シールロックにおける黒魔道士について。中級編。

前回はコラプスマンを卒業しましょう、という内容を語ったので今回はCCについて。あとはアビリティ、PvPアクションについて。

■立ち回り(中級編)
そうだ、クラウドコントロールしよう。

いいですか、奥さん。PvPにおいてCCは非常に強力な武器になるのですよ、奥さん。トームリスの防衛手段にもなるのですよ、奥さん。
自身が落とされそうな時、CCのおかげで助かることもあれば、CCのおかげで敵を落とせる場合もある。

どんな時、強力な武器になるのか?
いろいろあると思うけれど、「このまま攻撃していれば落とせる」という時、敵のヒーラーが無力化されていた場合、または、「こいつ……落とせるぞ!」という状態の敵にヘヴィが付与されていた場合なんかは落としやすいと思う。自分がされて嫌なことを敵にしてあげればいい、ただそれだけ。嫌味な奴。逆から読むと、奴な味嫌。
killに拘らなければ、交戦開始時から黒魔紋使ってからヒーラー、レンジにスリプルをバラ撒いてもいいかもしれない。タンク、メレーにブリザドをバラ撒きでもいいかも。

個人的にオススメなのが撤退時の迅速フリーズ。浄化使ったの見てからのナイトウィングも撤退時には有効かな。あとはPTの命を支える大切なヒーラーのピンチを救えるのも黒魔道士の強みだと思う。
「我々のヒーラーが敵に囲まれている! あっ、浄化使った! でもめっちゃ囲まれてるで、大丈夫かいな!」
そんな時にはまずアイ・フォー・アイ、そして「アンポンタンカス」と言いながらアポカタスタシス。それから迅速フリーズで敵をまとめてバインド。からの自分はガン逃げするスタイル。

■火力の出し方(中級編)
アビリティ、PvPアクションを絡めた火力の出し方。

激成魔
効果時間中に使用した魔法が必ずProcするようになるという神アビリティ。リキャストは60秒。
用途は2つ。ファイアと組み合わせるかサンダーと組み合わせるか。今回はサンダーとの組み合わせを激推し。
詠唱無しで魔法が使える迅速魔と、激成魔を組み合わてサンダーを撃つ。PvPエリアでは迅速魔と組み合わせた魔法の威力は半減するけれど、威力半減されるのはあくまで迅速魔と組み合わせたサンダー。Procには影響しない。つまり、スプリントしながら迅速魔+激成魔+サンダーでサンダー系のProcを確定させて、着弾威力390のProcサンダガをそのまま敵に向けて撃つといったことも出来る。この際、猛者の撃で与ダメージ20%UP、さらにエノキアンで与ダメージ5%UPさせると威力390×1.25(猛者とエノキ)=威力487.5という超高威力の魔法が詠唱無しに撃てる。……あ、計算式は間違ってるかも……。ま、まぁ強いということは間違っていない!
黒魔道士を好きで使っていて、魔法の詠唱中に敵が範囲外に行っちゃって上手くダメージ与えることが出来ない、と嘆いている人にはオススメな組み合わせ。

エノキアン
激成魔の項目で書いてしまったけれど、エノキアンにはファイジャ、ブリザジャが撃てるようになるだけではなく与ダメージ5%UPという効果も実はある。リキャスト60秒。
ファイジャ、ブリザジャについては上級編で言及する予定。上手く使えないようであれば最初から与ダメージ5%UPのバフと割りきっても良いと思う。余らせるよりはだいぶマシ。

黒魔紋
自身の攻撃速度を30秒間、15%UPしてくれるアビリティ。リキャスト90秒。
見た目が派手なので使いドコロを誤ると的になりやすい。攻撃時に使うのが難しいようであればCCと組み合わせるとトームリス防衛時とか、なかなか強い。

ファントムダート
PvPアクション。全強化するとリキャスト60秒。威力180。対象の全魔法耐性を20秒間、10%下げることが出来る。
効果時間延長は不要かなと。威力UPとリキャスト短縮は必須。上級編で言及するつもりだけれどファイジャ→ファントムダート→Procファイガを使うと、フルバフ状態ならタンク以外は瞬殺出来る気がする。

エーテルバースト
PvPアクション。強化するとリキャスト150秒。威力170。対象のスキルスピードを減少させる効果に関しては気にしなくていい。
あと、攻撃系PvPアクション全般に言えることなんだけれど、技の発生が早いのでkill判定をもらいやすい。

こんなところかなぁ。激成魔は本当に強いからドンドン使っていこう。リキャスト毎に使っていけると坊主頭の人から「あっ、こいつ1UPしたな」と思われるかもしれない。

次回は上級編の予定。
(ぶっちゃけこの中級編、無くてもよかった気が……)

シールロックにおける黒魔道士について(初級編)

シールロック(争奪戦)とは、パッチ3.05で追加されたフロントライン3つ目のPvPコンテンツである。
内容的には制圧戦+殲滅戦みたいな感じ。個人的には今までで1番面白いフロントラインのルールだと感じている。
禁書効果もあってかGTだと、GAIA黒渦団だと平均待機時間はだいたい5分。

前置きはこの辺にして、本題。
シールロックにおける黒魔道士について。

キャスター枠としては召喚士がいるけれど、黒魔道士と召喚士の違いとは何か?
明確な違いは豊富なCCの有無です。召喚士はトライバインド(バインド)しか無い。PvPエリアではヘヴィも無い。
対して黒魔道士にはスリプル(睡眠)、ナイトウィング(睡眠)、フリーズ(バインド)、ブリザラ(バインド)、ブリザド(ヘヴィ)、レサージー(ヘヴィ)があ。。
見ての通り、その差は一目瞭然。これらの豊富なCCを駆使してこそ一流の黒魔道士なのである。

■立ち回り(初級編)
当初は超長文を頑張って書いてけど、あまりの長さ故にまとまりが無くなってしまい発狂しかけるという事態になってしまった。なので初級編、中級編、上級編に分けて更新したいと思う。今回は初級編。基本的なことだけど大事なこと。

まず大前提として、タンクやメレー(近接)と同じラインへ出ると死ぬと思って間違いない。
黒魔道士は遠距離から攻撃するのが一般的。なので基本はタンクやメレーより後ろから攻撃するようにしよう。
そして戦況というものは常に変わるものなので、タンクやメレーより後ろから攻撃していたはずなのに、気付いたら最前線にいた、なんてことも往々にして有り得る。なので、一度攻撃を始めたらその場から動かないのではなく、周囲をよく見てタンクやメレーが退いてきたら大人しく退くこと。その際、CCを上手く使えると「おっ、コイツなかなかやるな」と思われるかもしれない。たぶん誰も見てない。

■火力の出し方(初級編)
黒魔道士の中には「コラプス士」と呼ばれる方々がいる。「コラプス士」の主なダメージソースは文字通り、コラプス。
黒魔道士の使えるコラプスという魔法は無詠唱で使える為、たしかに使いやすいけれど、威力は100。いいですか、威力は100ですよ、奥さん。

次に、コラプス以外の魔法に注目してみよう。
黒魔道士の主力魔法のファイア。威力180。ファイアは詠唱短めなので使い勝手はそこそこ良い。
AF3状態だとファイア系の魔法威力が1.8倍。計算してみよう。180×1.8=324。
つまりAF3状態だと、短い詠唱で威力324をMPがある限り連発出来る。コラプスなんて撃っている場合ではない!

黒魔道士の魔法にはファイアと同じ位使いやすいはブリザドという魔法がある。
ブリザドもファイアと同じく詠唱短めで威力は180。さらにブリザドには対象に12秒間、40%ヘヴィ付与という効果が。
タゲった相手が詠唱完了前に対象外へ逃げてしまい、詠唱キャンセル……ああんもうウザったァイ! そんな敵に40%のヘヴィが付与されていたら?
詠唱は極めて通りやすくなり、周囲からは「おめでとう!」という声が聞こえてくるはず。

これらの使いやすいファイア、ブリザドを組み合わせて使うと、前線に出て来たタンクやメレーにブリザドをバラ撒き、UB3まで貯めてから折り返し半詠唱ファイガで一気にAF3まで持っていくことも可能になる。
また、前に出過ぎて倒しやすそうなメレーがいた場合、ブリザドを1発当ててからトランスし、AF1状態からProc期待のファイアでもそこそこ火力は出る。Procしなくても対象には40%ヘヴィが付いているので追撃のファイアも通りやすい。

最後に。
黒魔道士の魔法には詠唱が短めで使い勝手の良い、尚且つ強力な魔法が残っている。それはサンダー。
サンダーの着弾ダメージ自体は威力30と弱いけれど、サンダーのProc発動確率はパッチ3.05で10%にUPされた。バラ撒けばバラ撒いた分だけ、Procする確率は高くなる。詠唱の短いサンダーをバラ撒いておき、Proc発動を確認してから前に出過ぎたメレー等にブリザドを当ててヘヴィ40%を付与、トランスしてAF1状態からファイア、直後にProcサンダガといった使い方も出来る。Procサンダガめちゃつよ。

今回は初級編なので黒魔道士の基本的な魔法であるファイア、ブリザド、サンダーを主に記載した。
いろいろ書いたけれど初級編で1番書きたかったことは「コラプス士を脱却しよう」これだけ。コラプスを主として使うくらいならファイア、ブリザド、サンダーを使った方が強いし楽しいよ!

次回は中級編の予定。